その数日前に売主様が敷地の庭木の手入れ、清掃の業者を入れ、とても綺麗な状態だった戸建の別荘。
大型台風の去った後、ご案内の為に訪れると、敷地内は枝葉で進めない酷い状態に。
ご案内前の1時間、私は腕まくりをし、敷地内の通路を塞ぐ枝をどかし、出来る限り掃除を行いました。
約束の時間の少し前に、お客様がお見えになったとき、
残念ながら、汗と掃除による汚れで、これから別荘をご案内をする営業マンには到底見えない風体でした。
慌てて背広を羽織ろうとする私に、
「そのままで良いですよ。ネクタイも外して、楽にしてください。」
と、お客様からお声掛けをいただきました。
礼節、服装、態度、その他諸々、まだまだ改善の余地がある私ですが、
親切には親切でお応えしようと、張り切ってご案内をさせていただいた次第です。
疲れたとき、優しい言葉は染みますね。